N-BOX(JF3) 2WD ノンターボエンジン搭載車のインプレッション（走行性能編）

N-BOX(JF3)  2WD ノンターボエンジン搭載車を、一日運転してみてのインプレッションです。

グレードは、快適装備も充実の、G・EXホンダセンシングです。

左側のみパワースライドドア！

利用状況

今回は、高速道路の走行は無しでした。

ということで、最高速度に関しては60km/hくらいまでとなります。

渋滞やノロノロと走るシーンも多かったです。

天気は曇りから雨。

渋滞

残念ながらホンダセンシングの機能の一つであるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、時速30km以上で動作するので、それ以下の速度になると自動的に解除されてしまい、停止→発進→停止という渋滞には、役には立ちません！

ただ、CMBS(衝突軽減ブレーキ)があるので、追突事故を起こしてしまう可能性は低いです！

一般道

基本的には、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を最高速度指定に合わせて設定し走行。

このN-BOXには、標識認識機能が付いていて、速度制限標識などをカメラで認識し、メーター内に表示してくれます。

標識認識機能 | 安全運転支援システム Honda SENSING | Honda

ということで、高速道路に限らず！

一般道でも前の車を追従して走行してくれるので、運転がとても楽でした。

ただし、30km/h以下になると解除されるので、その先はドライバー自身でブレーキを踏む必要があります。

また、ACCの作動が解除されるときに、ピーという音が出るので、ドライバー以外の方は何の音？という感じで気になるかもしれないです。

ですので、ACCが自動的に解除される寸前に、自らブレーキを踏むことで、ピー音を避けるような感じで使用しました。

欲を言えば、10km/h以上あたりから使用出来るようになると、さらに使い勝手が良くなると思います！

機械式のパーキングブレーキなので、完全停止(0km/h)までの改良は、パーキングブレーキの構造を変更しないと無理だと思うことから、そこまでは求めません。

そこまで出来れば、言う事無しですが…。

高速道路

前回、東名高速道路を走行しているので、その時の印象から。

ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)をセットしていれば、長距離の移動でもドライバーへの負担は、大幅に軽減されます。

この機能を一度使用してしまったら、アクセルを踏んで一定速で走り続けるなんて嫌になっちゃいます！

この機能が基本的に全グレードに標準装備されているのですから、新型N-BOXは凄いです。

軽自動車の中では、N-BOXにしかない機能（※）です！

※2018年10月時点。

さらに！LKAS(車線維持支援システム)も搭載しているので、軽くハンドルを握っているだけで、緩やかなカーブくらいまでなら勝手に車線をキープして、曲がって行ってくれます。

高度な自動運転とまでは行かない物の、ACCと組み合わせて、半自動運転機能搭載くらいの表現は可能かと！

山道

今回、箱根などのような急な勾配があるようなところは走行していませんが、動力性能的にはノンターボでも十分だと思いました。

これは高速道路や一般道も含めて。

強めの加速が必要なシーンでは、エンジンが高回転まで回りますので、少しの間エンジン音が大きくなりますが、個人的には気にならないレベルです。

サスペンションに関しては、柔らかい印象で、乗り心地も悪くないです。

カーブでは少しロールが大きめではありますが、常識的な速度で走っている分には、転倒してしまうのでは無いかという怖さは全くないです。

燃費

約200km走って、約18km/Lでした。

カタログ燃費が、27km/Lとなっていますが、渋滞の中を走る回数も多く、高速道路の走行もなしでの200kmということを考えると、悪くはないと思いました。

※厳密にはバイパス区間(数キロ)あり。

走りの評価

今回はN-BOXの走りの感想を主に書いてみましたが、スパースライドシートなど内装関係も気になる点が多いと思います。

室内空間も相変わらず広いですし！

走行という面では、ACCの更なる性能向上に期待しつつも、現状で不満は無しです。

唯一、購入する際に迷う点としては、パドルシフト付きか？無しか？というところです。

動力性能的にはノンターボ車でも良いと思いましたが、パドルシフトはターボ車のみの装備となっています。

ノンターボ車にもパドルシフトを付けてくれたら、パドルシフト欲しさにターボ車を選ばなくて済むので有難いです。