軽のライバルは輸入車
2018/02/14
すこし前の新聞記事に「軽のライバルは輸入車」というものがありました。
たしか産経新聞の平成27年(2015年)2月12日(木曜日)だったと思います。
その記事を読んで思った事です。
最初に思った事は、本当に軽自動車のライバルに輸入車がいるのだろうか?と…。
確かに最近の軽自動車は、一昔前の軽自動車と比べると格段にレベルアップしているとは思いますが、個人的には軽自動車の購入を検討する際に輸入車を視野に入れたことは今の所ありません。
まず価格帯を見ても明らかに輸入車のほうが高いですし、車両本体価格だけみると何とか近いフォルクスワーゲンのUP!ですらノーマルの軽自動車と比較すると明らかに高いです。
カスタム系の軽自動車と一番安いモデルが同じくらいです。
ボディタイプで比べるならダイハツののミライースやスズキのアルトエコなどがライバル車になるかと思いますが、そうなると圧倒的な価格差があり、比較対象となるのだろうかと…。
背の高いタントやスペーシア等とは、まったく車の性格が違いすぎるのでライバル車とは言い難いですし、ワゴンRやデイズあたりが該当するのか微妙なところです。
スポーツ系のコペンなら高いものだと200万円を超えたり、N-BOXのモデューロあたりも200万円を超えると思いますが、輸入車でライバルとなる車種はないと思います。
そもそもVWのUP!はなんとか5ナンバーサイズに収まっていますが、ほとんどの輸入車は3ナンバーサイズのボディを持っています。
フィアットの500辺りは軽自動車みたいな印象もありますが、価格は約200万円~ですのでライバルとはなり得ないでしょう。
軽のライバルが輸入車というのはちょっと強引な気がして仕方ないです。
確かに軽自動車は登録車に対して優遇されている面はありますが、個人的には軽自動車がスタンダードで、登録車のほうがずれているのだと思います。
軽自動車に限って考えても車を所有するのには多くの維持費が掛かりすぎていると思います。
そうは言っても軽自動車への優遇に対しての風当たりは強くなっているのも事実!
平成27年(2015年)4月からは軽自動車税が高くなります。
もし仮に、将来的に軽自動車税が登録車(1000cc以下の29,500円/年)と同じ金額になったとします。
そうなった場合、軽自動車から小型車へ乗り換える方がどのくらい居るでしょうか?
もちろん中には小型車も検討対象にされる方が今よりは増えるかもしれないですが、販売台数に占める軽自動車のシェアが半分になり、その分が小型車に移行するでしょうか?
いいところ1割くらいなのでは?!と勝手な想像ですが…。
軽自動車が売れている理由は軽自動車税が安いということだけではないと思いますね!
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