維持費の安い条件の軽自動車（中古車購入編）

経済的な軽自動車を中古で買うならにて、同じ軽自動車でも年式等の条件によって、維持費に違いがあるということをお伝えしました！

ここでは、その条件を基に、軽自動車の中古車を購入するなら、この年式がお得感あり！と具体的に紹介します。

お得な３条件

「軽自動車税」「自動車重量税」「燃費性能」です。

軽自動車税

支払い頻度は、年に一度！

少しでも安い方が良いという方は…

最初の新規検査から13年経過していない軽自動車で、最初の新規検査が、平成27年4月以降でない軽自動車を選ぶのが賢い選択です。

そうすれば、「7,200円」「10,800円」「12,900円」の中から、7,200円／年の課税で済みます。

ただし、注意したいポイントも！

それは翌年度の軽自動税は、7,200円で済んだとしても、翌々年度は12,900円になる事が有る点です。

例えば、最初の新規検査（初度検査年月）が、平成15年12月だったとします。

今年度（平成28年度）は、7,200円ですが、翌年度（平成29年）は、12,900円になってしまいます。

ということで、購入してから５年間は、12,900円を支払うのが嫌なら！

最初の新規検査（初度検査年月）が平成20年4月以降の軽自動車を購入する必要があります。

この→早見表を見て、重課税率適用年度（12,900円になる年度）と初度検査年月を見比べると、何年後に12,900円になるかチェックしてみましょう。

自動車重量税

軽自動車税と同じく、最初の新規検査から13年を経過すると、重量税も高くなってしまいます。

こちらは、2年に一回なので、軽自動車税ほど気にならないかもしれないですが、数千円でも安いに越したことはない！という方は、初度検査年月を気にしてみてください。

ただ、単純に初度検査年月から13年経過のタイミングを計算するのは難しいです。

例えば、同じ初度検査年月でも、車検を受けるタイミングによって、重量税が変わる場合があるからです。

燃費性能

年間（月間）の走行距離が多ければ多い人ほど、燃費差は維持費（ガソリン代）の差にもつながってきます。

これは単純で、Ａ車種とＢ車種を比較した場合、燃費が良い軽自動車の方が維持費が安くなります。

また、ターボ車とＮＡ車を比較した場合、ＮＡ車の方が燃費が良いです。

車両価格もＮＡ車の方が安いので、購入時の負担も少なく済みます。

ということで、現段階（※）で、中古の軽自動車を購入するなら、初度検査年月が平成20年4月以降のＮＡエンジン搭載の軽自動車が、維持費的な観点から見るとお得感がある軽自動車となります。

※平成28年3月

ただし、初度検査年月が、平成19年4月であっても車両価格が5,700円以上安ければ、差は無い事になります。

中古車の場合、新車と違って、中古車両と中古車両の比較は難しいですが…。

次項では、具体的なオススメ車種を紹介。

中古の軽自動車を購入するなら(平成28年編）