N-BOXターボのパドルシフト（初代）

N-BOX（初代）に装備されているパドルシフトについて紹介します！

このパドルシフトの機能ですが、N-BOXの中でもターボエンジンを搭載しているモデルに標準装備となっています。

その他のグレードでは、残念ですが、オプションでの設定はなく、パドルシフト付が欲しいと言う方は、ターボ車を選択する必要があります。

パドルの操作性

冒頭の画像だけだと、少し分かりにくいですが、ハンドルの裏側にスイッチが付いています。

ハンドルの上にちょこっとスイッチの上部が出ているのは、マイナス（－）とプラス（＋）がどちらなのか？視覚でも分かるようにするためだと思います。

ハンドルを十字の位置で、持った時に、直ぐ操作できる位置にスイッチがあるので、ハンドルから手を離すことなく、パドル操作が可能です。

操作的には、指先で手前にスイッチを引く感じ！

マイナス（－）を手前に引くと、シフトダウン。

プラス（＋）を手前に引くと、シフトアップ。

個人差はあると思いますが、丁度良い位置にスイッチが付いているので、非常に操作が行いやすいです。

7速マニュアルシフトモード

このパドルスイッチ（以下、シフトスイッチ）を使うと、１速から7速まで変速させることが出来ます。

また、シフトポジション（セレクトポジション）によって、少し動作が変わってきます。

Dポジションの時

シフトスイッチで、シフトダウンまたはシフトアップした時に、一時的に7速マニュアルシフトモードに入ります。

変速後、一定走行や加速状態になると、7速マニュアルシフトモードが解除され、自動変速に戻ります。

カーブの手前など、軽いエンジンブレーキが欲しい時などに便利です。

Sポジションの時

パドルを操作すると、7速マニュアルシフトモードになり、M表示灯とシフトインジケーターが点灯します。

シフトスイッチを操作せずに車速が下がると、順次低速ギアに自動的にシフトダウンし、停止すると１速に入ります。

車速が上がりエンジン回転数が限界回転数（レッドゾーン）に近づくと、自動的に１段シフトアップします。

7速マニュアルシフトモードを解除する場合は、シフトポジションをSからDに動かします。

マニュアルトランスミッション的な使い方を行いたい時やN-BOXの動力性能を最大限引き出したい時などに最適！

ホンダの軽自動車

N-BOX（カスタムを含め）以外でもホンダの軽自動車（ターボ車）には、同様のパドルシフトが搭載されています。

• N-BOX＋
• N-BOX＋ Custom
• N-BOX／
• N-WGN Custom
• N-ONE Tourer
• N-ONE Premium Tourerなど

バドルシフトを使った感想

N-BOXなので、Sモードで積極的にシフトチェンジするシーンは少ないですが、乗り換え前の車が、6MT車だったので、普通のAT（CVT）だと運転スタイル的にも少々違和感があったのですが、パドルシフトが付いていることで、エンジンブレーキを積極的に使う乗り方も出来、なおかつクラッチ操作がないので、渋滞などでは楽も出来、非常に重宝しています！

シフトダウンやシフトアップ時の反応も悪くないのも良い点です。

エンジンブレーキを上手く使うことで、ブレーキパッドやブレーキローターの摩耗も抑えられるので、整備費用の節約にもつながるというメリットも。